たぬきち商会の名前の由来
「あつまれ動物の森」というゲームがあります。
何もない無人島を少しずつ整備していき、
居心地よく快適な自分だけの島を創っていくゲームです。
虫を捕まえたり、魚を獲ったり、果実を採ったり。
それらを売ったり、交換したり、道具を創ったり。
活動すればするほど、空間は豊かになっていき、
住民との信頼関係が生まれたり、新たな住民が増えたり、
関係性も豊かになっていきます。
そんなプレイヤーに欠かせないのが「たぬき商店」です。
相談に乗ったり、アドバイスしたり、
モノを買ったり、売ったり。
プレイヤーの活動に伴走する存在。
地域も同じで動けば動くほど仲間ができ、
参加すればするほどコミュニティの中で、
たくさんのことができるようになって、
それぞれが思い描く暮らしを手に入れられるんじゃないか?
そんな地域の「たぬき商店」のような存在になりたい、
という思いから「たぬきち商会(商事)」となりました。
たぬきち商会が取り組む問い
どうすれば、住み慣れた地域で、
ペットも、人も
暮らし続けられるだろうか?
そして・・・
どうしたら、人生の最後まであたり前の暮らしを
送ることができるだろうか?
例えば・・・
・ちょっと美味しいものを食べたい。
・たまにはおしゃれしたい。
・天気の良い日はちょっとお散歩したい。
・ペットと暮らし続けたい。
なぜ、そんなあたり前のちょっとしたことが、
叶えられなくなってしまうのか?
たぬきち商会は何をやるのか?
制度もとても大事だけれど、
地域力を育んでいかないと、問いは解決されない。
地域の潜在的パワーはきっとものすごいが、
実は、ほとんど発揮されていないんじゃないか?

たぬきち商会がやるべきことは、
「地域のために力になっても良い」と思う人たちが、
安心して、安全に、自分ができることを、
発揮できる環境をつくることではないか?
たぬきち商会のめざすもの~Vision
ひとりひとりのQOLやウェルビーイングが向上することで、
たぬきち活動エリアは「特異値」を示し、
制度や地域が持続可能になること。
~「特異値」の例~
・高齢者のペットを飼っている割合が有意に高い。
・健康寿命が有意に長い。
・介護保険料が他市町村に比べて有意に低い。
・介護職の離職率が有意に低い。
・介護離職が有意に低い。
などなど。
How~どのようにやるのか?
~「屋根のない長屋」~
介護施設やサ高住などには「運営会社」が存在し、
介護保険制度上のサービス提供とは別に、
制度外のサービスをそれぞれ実施している。
地域に圧倒的に不足しているのは、この制度外のサービスと、
それらを担う仕組み。
たぬきち商会は、日常生活圏域を「屋根のない長屋」と見立て、
「地域の運営会社」としてそれらを担う。

具体的な運営活動内容は、
・生活支援(保険外)
・家族代行
・緊急連絡先引受、身元引受
・交流、つながり
介護や食は地域に充実しているので、地域資源を活用する。
この活動を、運営会社の職員(エリア長・エリア担当)と、
地域のたぬきち(長屋住民)で行う。

サービス(サポート)の種類


「屋根のない長屋」の範囲
~たぬきちかたくら~
